今回は、あまり知られていないけれど素晴らしいお寺「ワット カンヤナミット ウォラマハーウィハーン」を紹介します。
このお寺はとても美しい黄金の大仏様が有名です。とても広大な敷地を持つお寺であり、ワットアルンからは徒歩15分ほどで行けます。
目次
ワット カンヤナミット ウォラマハーウィハーンへの行き方
グーグルの地図では⑨の位置にあります。
ワットアルンの隣にあるお寺になるので、ワットアルンを見学された方は、是非足を運んでいただきたいなと思います。ここでは、電車で行く方法と渡し舟で行く方法の2つのアクセス方法についてご紹介します。
電車で行く方法
電車で行く場合は、ワット・アルンへの行き方と同じくMRT(地下鉄)を利用します。
ワット・アルンへ行くときと同じようにイサハップ駅で下車しましょう。そして、ワットアルンとは反対の南東側に向かって歩いていきます。地図の赤線の通りに進んでください。
約17~20分ほどで到着します。

ワット・アルンを見学した後、徒歩15分ほどで行けるので足を延ばしてみてください。その場合は、下の地図の水色の点線の通りに進んでください。
私は、渡し舟で行ったので、電車で行く場合の詳しい道順をご紹介できないのですが、また、機会があれば再度、電車で訪れて皆さまにご紹介したいと思います。

渡し舟で行く場合
バクローン花市場すぐそばの船着き場「Atsadang」から渡し舟が出ています。
船着き場は、yodpiman Riverwalkというショッピングモールの一番奥の川沿いにあります。
船着き場には、黄金の大仏様のポスターが貼られていいるので、すぐに乗り場はわかると思います。

概ね9分ほどで到着しますよ。
ワット・カンラヤーナミットの広大な中国様式色が濃い境内

渡し舟で行った場合、直接お寺の境内に到着します。
お寺の敷地はかなり広大であり、とても綺麗です。そして、観光客がほとんどいなくてとても静かです。

ファランが自転車で境内を横切って行きました。サイクリングで観光めぐりをされているのでしょうね。
ワット・カンラヤーナミットがある「トンブリー地区」は、とても中国色の濃い地域になります。
本殿の前に中国様式の門のようなものがありました。サーラというそうです。

このお寺の創健者は、お寺の名前にもなっているカンラヤーナミット族の始祖で、内務大臣だったチャオプラヤー・ニコンボディンという方だそうです。
1825年、彼は家や土地を寄付し、僧侶たちが住んでいたこの村にお寺を建立しました。
このお寺をラマ3世に献上したことから、ワット・カンラヤーナミットの名前を賜り、王室寺院となりました。
ラマ3世は、小さな礼拝堂と本堂の中間(ちょうどお寺の中心になる場所)にお堂を立て、現在の本尊と大仏を作られたそうです。
黄金の大仏様

黄金の大仏様を祀る本殿は、広大な敷地のほぼ中央にあります。
本殿に入ると、柱の高いことに驚かされます。

柱の隙間から、ちらっと大仏様のお顔が見えました。

全身ピカピカの大仏様です。

とても美しいお顔をされていますね。

全身像です。とても巨大です。
タイ人の間では、大仏様という意味の「プラート」または「ランポルト」と呼ばれているそうで、バンコク最大の仏像になるそうです。
正式名は、プラプッタ・トライラッタナ・ナーヨックです。
幅11.75メートル、高さ15.46メートルあります。

この大仏様は、アユタヤのワット・パナンチューンの御本尊をまねて鋳造されたそうです。
