今回は、ミャンマー、マンダレーのサンダムニ・パゴダをご紹介します。
2016年4月、水かけ祭り真っ最中のマンダレーを訪れた、私とチーちゃんは、なんとか水かけ祭りによる大渋滞から脱出したものの、当初予定していたマンダレーヒルからの夕日を見るには、とても間に合いませんでした。
仕方がないので、マンダレーヒルは諦めて、有名なシェーナンド僧院に行こうと思いましたが・・・ここも既に閉館で見学者できませんでした。
そこで、ガイドブックに載っているサンダム二・パゴダに立ち寄ることにしました。
サンダムニ・パゴダの場所
サンダムニ・パゴダは、マンダレーの代表的なお寺であり、マンダレーヒルの麓にあります。
上のグーグル地図では①の場所になります。
このお寺に行くには、タイと同じようにバイクタクシーを利用するのが便利です。
白い仏塔が立ち並ぶとても綺麗なお寺
マンダレーにコンバウン朝の都を開いたミンドン王が、王宮造営の間に仮の王宮をこのパゴダにおいたそうです。
ミンドン王の弟カナウン王子が1866年に暗殺され、この地に埋葬されています。
みどころは758基の小バゴダです。
マンダレーヒルの長であったウ・ケンテイ師がこの仏塔を建設したそうです。
中央の黄金の仏塔のまわりを、経典が刻まれた石盤を納めた1774基の小仏塔が囲んでいるのが見どころです。
経典をバーリ語とミャンマー語で記した1774枚の石板が、パドダ1つ1つに納められているとのこと。
私たちがこのお寺に到着したのが、すでに夕暮れだったので、暗い写真しか撮影できませんでしたが、とても静寂で美しいお寺でした。
水掛け祭りがおこなわれている旧王宮からすぐなのに、水掛け祭りがやっているなんて嘘のように静寂していました。
774の白亜のバガンは圧巻です。
昼間に撮影できたら、きっとフォトジェニックだったと思います。



行きたかったマンダレーヒルが、すぐ近くの丘の上に見えます。

中央には黄金のバゴダがありました。

白い仏塔に囲まれるように建っていました。

黄金の仏塔は、現在修復中でした。

疲れ果てた私達は、黄金のバゴダの前でしばし寝転んで休憩です。
下の写真は一緒に旅したチーちゃんです(世界一周旅行中の元同僚です)
タイルが温かくて岩盤浴してるみたいでした。


ユニークなお顔の鉄製の仏像
そして、黄金のバゴダの横にはボードーパヤー王が寄進した鉄製の仏像が祀られていました。
この鉄製の仏像はアマラブラから運ばれたものだそうです。
なかなかユニークなお顔されてます。



ユニークなお顔の仏様に見とれていたら、ほんの数分の間に外は暗くなり、仏塔がライトアップされていました。

マンダレーヒルもライトアップされて、丸っこい形のミャンマー文字が浮かびあがっていました。

時間のある方は、是非東隣にあるクドードォ・パゴタにも足を伸ばしてみたください。
サンダムニ・パゴダの基本情報