バガンに初めて訪れた際は、有名な日系リゾートホテルティリビセヤ・サンクチュアリ・リゾートにプロモーション価格で宿泊できました。
このホテルからは、東側にとても大きなパゴダが見えました。
調べてみるとミンガラーゼディ・パゴダ(Mingalazedi Pagoda or Mingalar Zedi Pagoda)というパゴダでした。
さっそく行ってみることにしました。
目次
ミンガラーゼディ・パゴダの場所
Googleの地図では、⑧の場所になります。
とても大きなパゴダなので、すぐにわかると思います。
ミンガラーゼディ・パゴダの歴史
ミンガラーゼディ・パゴダは、パガン王朝後期のナラティーハパテ王の治世の1284年に建てられました。

私達が拝観したときは、ちょうど曇り空となってきて、写真があまり綺麗に撮れませんでした。
寺院には誰もおらず、とてもひっそりとしていました。
実は、この寺院「バガン最後の寺院」と言われています。
どうりで、どことなく悲しげな寺院でした。
ミンガラーゼディ・パゴダが出来た1284年の3年後にはモンゴル帝国のとの戦いで敗北しました。
そして、モンゴルがバガンまで侵攻し王都が陥落してしまったのです。
ミンガラーゼディ・パゴダの建築様式
ミンガラーゼディ・パゴダは、3層の正方形の台座の上に釣鐘状の塔が建っている、とても整った形をしたお寺です。

ミンガラーゼディ・パゴダはバガン王朝での大規模パゴダの最終形だと言われています。
塔の内部はレンガで造られ、中央に大きなポット形の仏塔があります。
その周囲には小さめの仏塔があり、周辺はテラスになっており、そのテラスの壁面にテラコッタタイルが嵌め込まれています。
往時は仏塔の先端に「ティ(Hti)」と呼ばれる先端飾りの傘があり、宝石で装飾されていたと考えれているそうです。
下層部のテラスには、登ることができるので、私達はさっそく裸足になり登り始めましたが、階段の途中で断念!!
焼け切ったタイルの上を歩くのは、熱くてとても無理です。
周囲を見渡すと、誰もいません。
だめだとはわかりつつも・・・「ごめんさない」をして、靴下を履いて登りました。
テラスの壁面は、バガン遺跡でも珍しい釉薬を塗ったテラコッタタイルが用いられ、「ジャータカ(Jataka = 釈迦の前世物語)」が描かれています。
でも、靴下を履いていても足の裏が熱くて、ゆっくりと鑑賞できません。
ここからのイラワジ川(エーヤワディー川)とパガンの眺めは最高でだと、ガイドブックに書いてあったので、がんばって川を眺めることができる西側のテラスまで行くことにしました。
途中、大砲のようなものがいくつか設置されていました。
西側まで行きましたが、この高さでは木しか見えず、美しい川の風景は見ることができませんでした。
ミャンマー人かと思うくらい建物に溶け込んでます
せっかく、熱さと闘いながら来たので記念撮影。
一緒に行った元同僚で、世界旅行中のチーちゃんです。
この子、ミャンマー人??
と思うほど、建物にマッチしています。
ちなみに彼女のスタイルは
帽子がミャンマー製
Tシャツがラオス製
ズボンがタイ製
です。
国際色、豊かでしょ?!
人のことは言えない位、私のスタイルも変ですが・・・。
日焼け防止のため、全身黒ずくめです。
いや~、この姿もかなりやばいですね。
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