タイ観光の最大名所ワットプラケオ(王宮及びエメラルド寺院) 

ラマ1世が建立した国王の家とお寺が一体となった巨大寺院

タイは2016年10月3日に、国民に愛された偉大なラーマ9世国王陛下が88歳でこの世を去られました。

街行く人が一斉に黒服に身を包み、その死を悼んで涙する姿を目にしました。

タイ国民がいかに王様を愛していたかを実感させられましたが、王宮寺院であるワット・プラケーオでは、王様を悼んでお参りに来るタイ国民の数に、さらにびっくりさせられました。

2016年12月に、日本から観光に来た知人のHさんを、ワット・プラケーオにお連れしたのですが、Hさんもにお参りに来ている国民の数にとても驚かれていました。

下の写真の黒服の人達ですが、だいたいこの人数が一グループです。

このグループが数十グループあり、寺院の前の道路に設けられた仮設テントの中で椅子に座って長い時間待っています。

そして、この写真の方達は、順番が回って来てお寺に案内されています。

 

ワット・プラケーオは、ラマ1世が実際に居住した、日本で言う住居である皇居と当時の政治までも司った寺院が一体となった王宮です。

又の名をエメラルド寺院とも呼ばれるバンコク観光の中心となる場所です。

近くにはタイの政治の中心として各省庁や国会議事堂があり、午後になると渋滞の名所でもあります。

ここも、他の寺院と同様に、王宮内に入るには服装のチェックがあり、男性、女性を問わず肌を大きく露出した衣服では入れないです。

(入口を入って右手で貸し衣装があります。)

それと、注意してほしいのが、このエリアには「今日は王宮は休み」などと言って別の観光地に案内する詐欺師も頻繁に出没します。

今は、王様が亡くなれて警備が厳重なのでそういう輩はいませんが、以前は私も訳のわからない英語で声を掛けられました。とにかく、無視してくださいね。

ワット・プラケーオの行き方


ワットプラケーオへの行き方は

  1. ホテルからタクシーで行く
  2. 電車で行く
  3. 水上バスを使って行く

の3種類の行き方があります。

上の地図では⑧の場所になります。

 

ホテルからタクシーで行く

バンコクの中心部のホテルに宿泊されているのであれば、タクシーがお勧めです。

ホテルに頼めばタクシーを手配してくれます。

スクンビット周辺からだと、概ね40分、150バーツ位

シーロム周辺からだと、概ね20分、70~100バーツ位

ですが、午前の通勤ラッシュや午後から行く場合は、渋滞に巻き込まれる可能性もあります。

渋滞に巻き込まれると、時間もタクシー代も増えることになりますが、300バーツを超えることは、まずないと思います。(ぼったくられないように注意してくださいね)

2名以上の複数の場合は、割り勘にするとそんなに高くはないはずです。

ただし、タイのタクシー運転手さんは当たり外れがあるので、良い人に当たれば親切で片言の日本語を話してくれたりして楽しい時間を過ごせますが、悪い人に当たれば、運転が荒っぽい、態度が悪い、等嫌な思いをするケースも多いので覚悟してください。(基本的には良い人の方が多いです)

 

電車で行く

一番、お勧めなのが電車MRT(地下鉄)の利用です。

2019年7月から、西側が延伸されたため、王宮エリアに手軽に行けるようになりました。

降りる駅は、サナーム チャイ(Sanam Chai)駅 です。

サイアム博物館の敷地に地下鉄へのエスカレーターがあります。

サナーム チャイ駅からワット・ポーには歩いて5分あまり、ワット・プラケーオにも、徒歩で15~20分位で行けます。

歩くのが苦手という人は、駅からトゥクトゥク又はバイクタクシーを利用してください。

ただ、トゥクトゥクの乗車料金はメーターではなく交渉となるので、外人だとわかると100バーツとか平気でふっかけてくるので、タイ語ができる人が一緒にいないとぼったくられる可能性はあります。

水上バス(チャオプラヤエクスプレスボート)を使って行く

チャオプラヤー川周辺のホテルに宿泊している人は、チャオプラヤー川を走行しているボートを利用すると便利です。

チャーン船着き場で降りると、ワットプラケーオの入口まで徒歩で5分位です。

 

また、旅慣れている人ならチャオプラヤエクスプレスボートで行くのもお勧めです。

BTSサパーンタクシン駅の真下にある船着き場サトーン駅(Sathorn Pier)からチャオプラヤエクスプレスボートで最寄の船着き場チャーン駅まで約15分程度です。

料金は1人15バーツ前後。船着き場で「ワットプラケオ」または「グランドパレス(王宮)」と行き先を伝えれば、どの水上バスに乗れば良いのかスタッフが教えてくれますよ。

 

広大な敷地のエメラルド寺院

さて、このワット・プラケーオですが、とにかく広い!!

24万4000㎡にものぼるそうです。

そして、入場料がとても高いです。

タイ人は無料ですが、外人は500バーツ(日本円で1700円位)も取られます。

ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。創設は1782年で完成は1784年だそうです。

本堂に祀られている本尊が、エメラルドのような色をした翡翠で作られているため「エメラルド寺院」と呼ばれています。

ラーマ1世から5世まで5代の王様が暮らしていたそうですが、ラーマ9世はここではなく、チットラダー宮殿で暮らされていました。

そして、現在のラマ10世は、皆様良くご存じだと思いますが、ドイツにホテルを貸し切られて暮らされています~!なので、現在はこの寺院には王様はお住みになっておられませんが、特定の王室の特定の儀式や祭典が行われています。

外から見ても、こんなに綺麗なので、外から写真撮影するだけで中に入らない人も結構います。

 

では、北側にある入場口から中に入ってみましょう。

とても敷地が広いので、チケット売り場までは、整備された美しい庭の中を抜けていきます。

チケット売り場は、入り口をまっすぐに進むと、左手にありますよ。

写真の右手建物がチケット売り場です。

そして、チケット売り場の前の通路をそのまま真っすぐに進むと、入り口のゲートがあります。

ゲートを抜けると、写真のように本堂が目の前に現れます。

いきなり、美しい輝きに目がチカチカします。

 

とにかく豪華絢爛です。

最初に来た時には、その贅沢の限りを尽くした建築物に感動しました。

タイ独特の神様がお出迎えです。

猿神様モックです。

まずは、入り口左手の黄金の仏塔から見学しましょう。

ブラ・シー・ラィタナー・チェディです。

古都アユタヤのワット・プラ・シー・サンペ―トを模した仏塔だそうです。

黄金でピカピカですが、この外壁の黄金はモザイクで、ラーマ 5世時代のものです。

ラーマ4世により創建されそうで、この様式はスコータイ時代にスリランカから伝えられたといわれ、内部に仏舎利(仏陀の遺骨)が納められているそうです。

そして、その奥に建つのが

プラ・モンドップ

という金の法典・三蔵経(トリピカタ)を納めた経堂だそうです。

尖塔下部に綿密な装飾が見られます。

残念ながら、内部は非公開になっています。

 

プラ・モンドップの前には、なぜかアンコールワットの模型があります。

カンボジアがタイの支配下にあったラーマ4世時代に建造されたそうです。

完成時にはフランスに割譲されてしまったそうですが、「本家よりも美しい」と評されるほどの精巧さです。

そして、本堂にはエメラルド仏様が祀られていますよ

外観の建物は金箔やモザイクで彩られていて豪華絢爛です。

アユタヤの王宮をモデルにしたそうです。

 

とにかく、モザイクが贅沢に施されていて、溜息がでます。

 

扉の螺鈿装飾も見事です。

 

 

 

 

 

本尊のエメラルド仏様は、翡翠で作られています。

高さ66㎝、幅48.3㎝であり、現王朝の別名にもなっているラタナーコーシン(インドラ神の宝石)という名前をもっているそうです。

3月、7月、11月の年3回、国王の手によって仏様は衣替えをされるそうです。

本堂内部は撮影が禁止なので、エメラルド仏様の撮影はできませんでした。

でも・・・

入口から、ちゃっかり撮影しちゃいましたよ

お堂の奥で輝いておられるのがエメラルド仏様ですよ

望遠レンズがあれば、しっかりと撮影できたのですがね

でも、本当に尊い仏様です。見ているだけで心が和みました。

この本堂はウポーソットと呼ばれています。

内部には釈迦の説法や仏教の宇宙観を表す壁画が見られますよ。

そして、境内の北側には、ホー・プラ・モーティエンタムがあります。

右奥の建物です。

エメラルド仏を安置するため、建設されたそうですが、手狭だったことから国王像を納めたそうです。

ラーマ18世の等身大の国王像を安置しているそうですが、残念ながらここも非公開です。

そして、このお堂の前に建つのが黄金の2塔の仏塔です。プラ・スワンナ・チェディです。

ラーマ1世が両親のために建立したそうです。

現在のものは4世時代んの再建だそうですが、きらびやかな彫刻が見事です。

 

 

 

塔の足元を支えているのは、ラーマキエンに登場する魔王の配下の猿神ヤックと悪魔です。

猿神のヤック神はタイでは魔除けに使用されています。

そして、プラケーオの回廊には、素晴らしい壁画が描かれています。

綿密でダイナミックな壁画が色彩豊かに描かれています。

 

 

 

 

そして、この美しい壁画の中でも、特に有名なのが・・

インドの叙事詩「ラーマーヤナ」のタイ版だそうです。178シーンが描かれています。

 

そして、本堂の裏側(東側)には、色違いの仏塔が8つ建っています。

白は仏陀

紺は仏教

ピンクは僧侶

緑は尼僧

紫は釈迦

青は国王

赤は観音菩薩

黄色は弥勒菩薩

を表すそうです。

 

 

そして、本堂の東南角にはウィハーン・ガンダーラがあります。

ガンダーラ様式の仏像を安置しています。

雨乞いの儀式用に作られた仏像で、右手で雨を呼ぶしぐさをしています。

 

周りには、とてもユニークな狛犬さんが沢山いました。

お母さんに哀願している子犬は、まるで私に甘える愛犬サクラちゃんみたいで、思わず写真を撮りました。

 

本堂右側には、美しい鐘楼があります。ラーマ1世の時代に、バンコクの別の寺院から運ばれてきたそうです。

青銅製の鐘が据えられています。モザイク装飾が見事です。

 

そして、この寺院の南側に王宮があるのですが、王宮については別ページで紹介しておりますので参考にしてください。

ワット・プラケーオは、閉まるのが早いので、見学時間を考えながら入場してくださいね。

タイに来たら、絶対に外せない豪華の限りを尽くした最高に美しい寺院なので、1度は絶対に訪ねてみてください!!

ワット・プラケーオの基本情報

基本情報
寺院名   ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院) Wat Phra Kaeo
住所    Phra Nakhon Bangkok
営業時間  8:30〜16:30(チケットは15:30)まで。
定休日   不定期 (王室のイベント等で拝観できない日があります)
拝観料   500バーツ

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「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種の整体師&セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)、バンコクで理学療法スパを経営するかたわら、暇を見つけては小旅行に行ってます。旅やグルメの情報の他、タイが原産地の抗糖化植物黒ガリンガルやタイハーブ、タイで認可が認められたCBDオイル等、美や健康に関する様々な情報を発信しております。

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