バンコクにも鳥居があることを知っていますか?
ワット・スタットの北側の大通りのど真ん中に建っているのがサオ・チン・チャーと呼ばれるブランコの台座(支柱)です。
今回は、このサオ・チン・チャーについてご紹介します。
サオ・チン・チャーへの行き方
Googleの地図ではサオ・チン・チャーはジャイアント・スイングと記載されていますね。地図では④の場所になります。
アクセスは、MRTを利用するのが便利です。MRTサムヨート(Sam Yot)駅で下車すれば、歩いて5分あまりです。
周辺には、ワットスタット、テワ・サターンなどの寺院があります。
サオ・チン・チャーって何?
サオ・チン・チャーとは、ワット・スタットの前に建つ赤い鳥居のような建造物です。
ヒンズー教の神様であるシヴァ神に捧げるために建てられたもので、高さ21メートルあります。

ワット・スタットの建立に先駆けて1784年、総チーク材で造られたそうです。
日本の神社にある鳥居の原型だと考えられているとのこと。
1935年以前は、旧暦2月に、バラモン教の司祭4人が、ここにケーブルを使って吊るされた小舟状のブランコに4人乗り込んで大きく揺すり、マストの先にあるお金入りの袋を口で取るという行事を行っていたそうです。
しかし、あまりの高さに落下して死亡する司祭が後を絶たず、ラーマ7世は、危険度が高いのと、仏教には関係がないという理由で1935年以降、この行事を中止させたそうです。
このお祭りは、バラモン教でビシュヌ神とシヴァ神が降臨されるとされえちる日の祝いだったとか・・
サオ・チン・チャー近くの仏具屋さん看板ネコ
サオ・チン・チャーから、テワサターンに向かう途中にある道路沿いの1軒の仏具屋さんには、とってもかわいらしい看板ネコがいます。
下の写真、どうなっているのかわかりますか?
ショウウィンドウの中に黒毛でお腹が白いにゃんこちゃんが寝そべっています。

名前はココくん? ココちゃん? 大事なところが見えないので性別がわかりませんが、
「窓をノックしないで!! 昨日の夜、ネズミを追いかけてとっても疲れているため深く眠らせて」
とお願いのお手紙が添えられています。

写真ではあまり良くわかりませんが、ココちゃんが寝ている場所は、とてもとても狭い空間になります。
まさしく、狭いエリアに体がハマっている状態です。
ネコって、本当に狭いところが好きですよね~。
私は、いつこのエリアを訪れても、このココちゃんにの寝姿をお目にかかれているので、たぶん昼間はほぼ毎日、この場所にいるものと思われます。
是非、ココちゃんの寝姿を、そっ~と見に行ってみてくださいね。