王宮を見下ろす黄金の丘 ワット・サケット(タイ・バンコク)

今回は、王宮を見下ろす丘の上に建つワット・サケットを紹介したいと思います。

14〰18世紀のアユタヤ朝時代からあるとても古いお寺だそうです。

ワットサケットは、王宮エリアの北東部に位置します。

平坦なバンコクにおいては、ひときわ目を引く丘の上に建っています。

MRTファランポーン駅やサムヨート駅からタクシーやトゥクトゥクで5分くらいで行けますが、一番アクセスが良いのは、センセーブ運河の船(水上バス)です。

センセーブ運河西線の最終船着き場であるバンハ(Phanfa )を降りると、すぐ目の前の丘の上に白亜の美しい寺院が目に飛び込んできます。

運河の水上バスを乗るには、観光客の人にとってかなりハードルが高いのですが、もし挑戦してみようという方は、次のサイトで水上バスの乗り方を詳しく紹介してくださっているので参考にしてください。

私個人の意見としては、運河の水上バスは川の水上バスと違う面白さがありますので、とてもお勧めです。ただし、運河の水が汚いのでかぶらないように気をつけてくださいね。

>>バンコク センセープ運河 水上バス路線図

私は、住んでいる場所がMRTタイカルチャーセンター駅の近くになるので、このお寺に行くときは、MRTペチャブリー駅で下車してすぐそばのアソーク(Asoke)船着き場から乗って行きます。

MRTペチャブリー駅は、BTSアソークからMRTスクンビットに乗り換えて一駅目です。

ただし、アソークの船着き場から乗る場合は、東線というラインになり、プラトゥナム(Pratunam)が終点になるので、 プラトゥナムから、さらに西線へと乗り換えないといけません。

同じ船着き場ホームから西線の水上バスは出ているので、人の流れにそって行くと難なく乗れますよ!!

切符は、水上バスに乗った後、係の人が売りにくるので、行き先を告げて買ってください。たいていタイ語の発音が悪くても観光客慣れしているので汲み取ってくれます。

 

なぜか運賃は高くなったり安くなったりとコロコロ変わるのですが、変わっても2~3バーツくらいです。ちなみにアソークからバンハまでは、13~16バーツくらいの間で行けちゃいます。

水上バスはとてもハードルが高くて無理だという方は、MRTファランポーンか、MRTサムヨート駅からタクシー等で行かれるのが無難だと思います。

 

あと、これもハードルが高目ですが、BTSアヌンサワリー(戦勝記念塔)駅から、何本かバスも出ています。

無料の王宮巡りシャトルバスもありますよ。バス乗り場には、たいてい案内係のスタッフがいるので、英語で行き先を告げれば親切に教えてくれます。

水上バスPhanfa Bridge船着き場

水上バスの下り場PHANFAから、ワットサケットまでが歩いてすぐです。

船着き場はお寺の北側に位置しています。

とりあえず、簡単な位置関係の地図を貼っておりますね。

下は船着き場の写真です。

水上バスに乗るときは、持つところが屋根に取り付けられた細いロープ1本だけなので、とても不安定で慣れないと怖いです。

慌てずに落ち着いて乗り下りしてください。

この船着き場は終点になるので、帰るとは来た時と同じホームから乗ります。帰りは船を橋の下でUターンさせて進行方向を変えるため、走り出しは反対方向に行きます。「帰る方法が違う」と慌てないでくださいね。

船着き場の出入口は、少しわかりにくいです。

屋台の中を抜けて行きます。

看板は、すべてタイ語表記で英語がありません。

ท่าเรือผ่านฟ้าลีลาศ = Phanfa Bridge

2 丘の上に建つプー・カオ・トーンに上ろう!!

ワット・サケットは、アユタヤ王朝(1351~1767年)から存在する古い寺院で、もともとは「ワット・サケー」と呼ばれていましたが、バンコク王朝が創設された1782年に現在の「ワット・サケット」に改名されたそうです。

 

“サケット”とはタイ語の王室用語で、王様の散髪を意味するらしいです。

 

かつて、クメール王朝との戦いから帰ったチャオプラヤー・チャクリーは、トンブリ王朝末期の騒乱を鎮圧し、この寺院で散発して“ラーマ1世”の即位式に臨んだことから、サケットと呼ばれるようになったとか・・・

 

そして、この寺院で特に目を惹くのは丘の上に建つプー・カオ・トーンです。

直訳すると、「黄金山」となるそうです。小山の頂上に大きな金色の仏塔を祀っています。

地図を見てもらえばわかりますが、ワット・サケットはとてもとても大きな寺院になります。

プー・カオ・トーンは、ワット・サケットの境内の中ある丘の上に建っています。

 

このプー・カオ・トーンに上るには、入場料が50バーツ(2020年)いるので、入口のチケット売り場で購入しましょう。

 

チケット売り場を抜けると、日光東照宮でお馴染みの「見猿、聞か猿、言わ猿」の3匹のお猿さんがお出迎えしてくれます。

私は、この三猿は語呂合わせから日本が発祥地だと思っていましたが、3匹の猿というモチーフ字体は、古代エジプトやアンコールワットにも見られるものだそうです。シルクロードを伝い中国を経由して日本に伝わったという見解があるそうです。

三匹のお猿さんのお出迎えを受けた後は、頂上へと伸びる階段を上っていきます。

途中、なんとも情けない顔をした犬ちゃんがいました。なんで、そんな泣きそうな顔をしているの?タイの野良犬達は自由気ままなので、タイでこんな顔をした犬は初めてみました!!

さら階段を上ります。結構、傾斜があるので途中で息切れがしてきます。ちょっと一休み~と思ったタイミングで、とてもおしゃれなカフェがありました。

「早すぎるやろ!!」って言われそうですが、もちろん、お茶休憩をしました~。

さて、喉を潤したところで再度階段を上ると、高さ80メートルの黄金の丘の上を目指します。

この丘は、アユタヤの旧王室にあった同名の山を再現するべく土砂を盛り上げて造った人工の丘になるそうです。

平坦なバンコクになんでここだけ丘があるのか不思議だったけど、そういうことだったんだ!

 

やっと頂上のお寺に辿り着きました。下の写真の部分は仏塔の下の台座部分になるフロアです。仏様が数体祀られています。

仏塔のある回廊には、このフロアの中にある階段を上がって行きます。

涅槃仏もおられました。

ホールの中心部に仏様が置かれています。ちょうど、仏塔の真下に当たるところです。

私はこのお寺が大好きで、良く訪れるのですが、一度、日本から高僧が来られた際ご案内した時には、お坊様は、ご挨拶ということで仏様の前でお経を唱えられておりました。(小さな声で・・・)

 

いつも、日本の仏様の前でお経をあげられている姿を見ているだけに、この金ぴかの異国のお釈迦様の前でお経を唱えられている姿には不思議な感覚がを覚えました。

 

でも、仏様の周囲は厳かで凛とした空気が流れているのは日本もタイも変わりなくて、久々に身が引きしまりました。

いよいよ、最上階にある仏塔に上ります。

仏塔の大きさを感じていただくために、お坊様と同行のお弟子さんのお写真をお借りしました。お二人とも結構体は大きな方です。

なので、とても大きな仏塔だということがわかってもらえると思います。

回廊に置かれた「モーン」を打つお弟子さん。

「モ〰ン」という、とても良い音がします。

タイ語の時間を表す「チュアモーン」は、このモーンの音から来ているそうです。

この頂上の回廊からの眺めが本当に最高なんですよ!!

ここち良い風が吹いていて、360度、バンコク市内を見渡せます。

雨季は、悲惨かもしれませんが、乾季には是非ここからの景色を眺めていただきたいです。

 

しかし・・・この修復作業をしているお兄さん、命綱もなしですよ〰

しかも足元は、スリッパだし・・・

落ちたら一貫の終わりですが、これも仏の力で守られているから大丈夫なのでしょうか?

さて、頂上での眺めを堪能した後は、下り専用の階段を降りて行きます。

 

途中、なぜか鳥葬を表した場面の人形が設置されていました。

チベットで最もポピュラーな葬儀は鳥葬ですが、タイでも鳥葬の風習があったのでしょうか?

11世紀にインドから伝わったこの鳥葬は、多くの生命を奪ってそれを食べることによって生きてきた人間が、死後の魂が抜け出た肉体を他の生命ハゲタカに布施として与えることで、前世の罪を洗い流し天に還ることができるとされています。

蓮の花の飾りが綺麗です。

タイは、本当にこういった飾りつけが沢山ありますが、とても綺麗です。

さらに降りていくと、またモーンがありました。

今度はお坊様も一打

3 静かで落ち着ける本堂も是非お参りをしよう!!

ワット・サケットの境内はとても広くて、お坊さんの学校や病院まであります。

中でも是非お参りしていただきたいお薦めが本堂です。静かで、あまり参拝客もおりません。広々として、とても気持ちがいいお堂です。

三位一体のリンガでしょうか?

お堂の中に入るとお釈迦様が鎮座されておられました。

本堂のお釈迦様です。優しいお顔をされています。このお方がワットサケットのご本尊様になるのでしょうね。

私の場合、タイのお寺巡りの楽しみの1つが、仏様へのお供え物を見ることなのですが、ここの供え物は、今まで見たことがないデザインでした。

とてもきれいです。

これもお供えの飾りになりのかな?

本堂は、壁絵もみごとでした。

孫悟空(ハヌマーン)がいました!!

本堂から見た、プー・カオ・トーンです。

本堂のお参りをする前は、とても良い天気だったのに、空が暗くなっています。

タイの雨季は本当にあっという間に天気が変わるから怖いです。

4 本堂の横のお堂には釈迦立像が祀られています

本堂の横にもうひとつお堂が立っていました。少し建物の背が高いな~と思いながら中に入ると、やはり祀られていたのは釈迦立像でした。

ここのお賽銭は、洗濯干しみたいで、お坊さんが面白がってお札をお供えしていました。

おのお堂からもプー・カオ・トーンが良く見えました。

このワット・サケットは、私がバンコクで1番好きなお寺です。訪ねていただければ写真ではわからない良さを実感していただけると思います。

ゆったりとした時間が流れている・・・・

そんなお寺ですよ~。

基本情報

名称

ワット・サケット

名称(英語)

Wat Saket

URL

https://www.watsrakesa.com/

営業時間

8:00~18:00

料金

50バーツ

住所

344 Thanon Chakkraphatdi Phong, Ban Bat, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100 Thailand

電話

092-690-9222 , 086-562-9368

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「バンコクリンパマッサージ&理学整体スパ RENE」店長 Toyo

元奈良県警の女性刑事から転職した変わり種の整体師&セラピスト(大阪出身奈良県在住、現在バンコク在住)、バンコクで理学療法スパを経営するかたわら、暇を見つけては小旅行に行ってます。旅やグルメの情報の他、タイが原産地の抗糖化植物黒ガリンガルやタイハーブ、タイで認可が認められたCBDオイル等、美や健康に関する様々な情報を発信しております。

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